神戸製鋼

電力事業に影 兵庫の火発、増設作業一時停止

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 神戸製鋼所のデータ改ざん問題が、同社の電力事業に影を落としている。神戸製鉄所跡地(神戸市灘区)で2021年度の稼働を目指す石炭火力発電所の増設計画を巡り、不正発覚後に兵庫県が環境影響評価の手続きを一時停止し、同社から提出されたデータの確認作業に入ることになったからだ。同社は増設後の電力事業で経常利益の2~3割を稼ぐ構想を描いているが、増設が進まなければ同社の収益計画にも影響が出そうだ。【釣田祐喜、安藤大介】

 同社は02年から順次、同製鉄所跡地に石炭火力発電2基(出力計140万キロワット)を稼働させ、年間150億円前後の収益を得てきた。17年3月期決算では中国の過剰生産のあおりで鉄鋼事業は不振が続き、機械分野も競争激化などで赤字に陥る中、電力事業は同社の7事業部門で最大となる130億円の経常黒字を計上した。

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