病気腎移植

厚労省部会、条件付き了承 徳洲会病院申請に

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 厚生労働省の先進医療技術審査部会は19日、東京都内の病院が申請した「病気腎移植」を、「先進医療」として条件付きで認めた。腎臓がんなどの患者から摘出した腎臓を、患部を切除した後に別の慢性腎不全患者に移植する。今後、先進医療会議を経て、治療費の一部に公的医療保険が適用される見通し。ただ、日本移植学会は、患者双方にリスクがあるとして実施に反対。当面、手術が行われるのは申請病院と関連施設のみとみられる。【渡辺諒、荒木涼子】

 申請者は東京西徳洲会病院(東京都昭島市)。対象となる腎臓を摘出する患者は、50歳以上▽がんは腎臓1カ所だけで直径7センチ以下▽転移がない▽体内でがんの切除手術が困難--などに限定して審査を求めていた。審査部会は、同病院内の移植検討委員会に関係学会の委員を入れることや、5例目までをめどに適切な医療として行われているか、審査部会が監査することなどを条件とした。

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