医療ミス

名大病院、院長が謝罪 患者死亡「がんの疑い」見過ごす

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 コンピューター断層撮影(CT)検査の報告書を医師が見落とし、治療が遅れて50代男性患者が2年半後に死亡する医療ミスがあったとして、名古屋大病院(名古屋市昭和区)は19日、石黒直樹病院長が記者会見を開いて謝罪した。同病院では検査結果が医師間で共有されず、患者が死亡した同様のミスを昨年2件発表したばかり。石黒院長は「痛ましい事故がまた繰り返され、無念で申し訳ない」と述べた。

 同病院によると、患者は2014年1月、体調不良で救急外来を受診し、胸腹部のCT検査を受けた。当直医ら2医師は画像から原因を診断できず、数日後、放射線科医が「大腸がんの疑いがある」と指摘する画像診断報告書を作成したが、当直医らは報告書に気づかなかった。

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