メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

本村凌二・評 『写本の文化誌 ヨーロッパ中世の…』=クラウディア・ブリンカー・フォン・デア・ハイデ著

 ◆『写本の文化誌 ヨーロッパ中世の文学とメディア』

 (白水社・3564円)

「多声的な意味関連」にひそむ活力

 古代のカエサルは雄弁家であるばかりか、『ガリア戦記』などの作品も書いている。明晰(めいせき)で簡潔なラテン語の典型といわれ名著の誉れが高い。ところが、中世のカール大帝となると、教育制度の改革には熱心だったのに、本を読むには読めたが書くのはほとんどできなかったという。

 貴族の多くは朗読を聞いて記憶すればよかった。ましてラテン語などの「学識」などおぼつかなかった。むし…

この記事は有料記事です。

残り1794文字(全文2032文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 拳銃置き忘れの女性巡査長に停職1カ月 風俗店でバイトも 依願退職

  2. 近江・林ドラフト指名なし「3年後は必ず」 決意胸に社会人の強豪西濃運輸へ

  3. 人生は夕方から楽しくなる 政治ジャーナリスト・田崎史郎さん 「地獄」見たからこそ、分かることがある

  4. 女性巡査が「出会い系」通じ男性と交際、懲戒処分に 山口県警

  5. 菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです