パーキンソン病

新治療法 小腸に投薬、効果安定 患者自らポンプ操作

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 脳の異常により手足などがうまく動かせなくなる難病「パーキンソン病」は、国内に推計で約16万人の患者がいる。根本的な治療法は確立しておらず、今は神経伝達物質のドーパミンを補う薬を飲みつつ、運動障害を改善する対症療法が基本だ。だが、この方法は長期間に及ぶと症状をうまくコントロールできなくなることがある。そうした場合に、薬を小腸へ直接注入して効果を高める新しい治療法が広がりつつある。【野田武】

 パーキンソン病は脳内で作られるドーパミンが減り、運動を調節する機能が低下する病気。元ボクシング世界王者の故モハメド・アリさんや、米国人俳優のマイケル・J・フォックスさんらが患者として知られる。発症すると徐々に進行し、重度化を防ぐには早期治療が有効とされる。

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