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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第76期名人戦A級順位戦 三浦弘行九段-広瀬章人八段 第22局の3

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つらかった[先]5八歩

 [後]5六歩と垂らされた局面。ここで三浦はあっさり[先]5八歩と謝った。「仕方ないですよね」と局後に三浦。

 控室ではこの手で[先]6三歩成[後]同金[先]3七桂を中心に検討していた。[後]5七歩成を許すのは痛いが、[先]4五桂と跳ねる味もいい。

 この検討内容を伝え聞くと、最初は「やりにくい」と乗り気でなかった三浦が「自信はないけれど、これでいくのでしたか」に変わった。一方の広瀬は「[先]6三歩成[後]同金に[先]3七桂や[先]6四歩を中心に読んでいた」と[先]5八歩が意外だったことをほのめかした。

 じっと[後]6四歩と歩を払ったところで、夕食休憩に入った。今、巷(ちまた)では藤井聡太四段の「勝負めし」が話題になっているが、この日の夕食は三浦がうな重、広瀬はにぎり。お隣の囲碁界では昼も夜も食事はあっさり系が主流なのだが(食べない人も珍しくない)、将棋界ではがっつり食べる棋士が多いのが特徴だ。

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