連載

Interview

映像や舞台、音楽、文学などで活躍する人に作品への思いをインタビュー。新たな一面がのぞくかも。

連載一覧

Interview

谷村新司 1000年残る旋律選ぶ 国宝展テーマ曲に三木たかし遺作

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
特別展覧会「国宝」の開会式でテープカットに臨む歌手の谷村新司=京都市東山区の京都国立博物館で2日、小松雄介撮影
特別展覧会「国宝」の開会式でテープカットに臨む歌手の谷村新司=京都市東山区の京都国立博物館で2日、小松雄介撮影

 「国宝」と聞いて、すぐに「シルクロード」を思い浮かべる人は少ないだろう。だが、古代の仏像仏画はもとより書画彫塑工芸のほとんどは、技法も含めて中世まで大陸の大きな影響下にある。つまりシルクロードあっての「国宝」なのだ。

 谷村新司は、現在、京都市東山区の京都国立博物館で開催中の「国宝展」(11月26日まで)のフラッグアーティストである。依頼された時「あ、シルクロードだ。大陸だ」と口をついて出たと言う。

 「僕は、大陸に縁があるんです。きっと大陸やシルクロードに結び付く、何か本質的なものが呼んでくれている」。谷村は、代表曲「昴(すばる)」の詞の暗喩や上海音楽学院の教授になったことを思い起こす。「空海の足跡を中国に訪ねたこともありますし」。空海は、日本仏教史に足跡を残す大人物というだけでなく、書の達人であり、唐から持ち帰った密教法具、彼の思想から生まれた仏像絵画などを考えると「美術家」としての業績も…

この記事は有料記事です。

残り760文字(全文1161文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集