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音楽

新国立劇場のワーグナー《神々の黄昏》 意味深く届く演奏=評・礒山雅

 新国立劇場が挑んだワーグナー《ニーベルングの指環(ゆびわ)》新制作が、《神々の黄昏(たそがれ)》で完結。メッセージを集約する巨編に、感慨深く耳を傾けた(4日)。

 つややかな響きをほとばしらせるオーケストラ(読売日本交響楽団)が、この日の主役。網の目のように入り組んだ、時として前衛的な音楽がつねに意味深く届いてきたのは、ワーグナーに生涯をささげてきた指揮者、飯守泰次郎の手腕だ。

 この公演から教えられたのは、天上で滅びを待つヴォータンが、伝令使ヴァルトラウテの姿で、事実上舞台に…

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