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第46回社会人野球日本選手権

社会人野球の単独チーム日本一を争う第46回日本選手権大会(6月29日~7月14日)の特集サイトです。

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第43回社会人野球日本選手権/1 ヤマハ(東海・静岡)

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雨中の激戦となった代表決定戦で三菱重工名古屋を破ったヤマハの選手たち。苦しみ抜いた末に、2大会連続出場を果たした=大谷和佳子撮影
雨中の激戦となった代表決定戦で三菱重工名古屋を破ったヤマハの選手たち。苦しみ抜いた末に、2大会連続出場を果たした=大谷和佳子撮影

連覇へ、投手陣再構築

 出場を決めたのは、32チームの最後だった。東海予選は初戦で敗れ、敗者復活戦に回った末の代表決定戦も九回に2点差を逆転する薄氷の戦い。それでも土壇場で前年覇者の意地を見せ、連覇への挑戦権をつかみ取った。

 都市対抗出場も3年ぶりに逃すなど、今季の苦戦の要因は投手陣の整備が進まなかったことだ。初優勝した昨年の日本選手権は、最高殊勲選手賞に輝いた池田駿(現巨人)を先発の柱に据え、鈴木博志、伊藤直輝、フェリペ・ナテル、九谷青孝らが脇を固めた。だが池田駿がプロ入りした今季は、美甘(みかも)将弘監督が「信頼して任せられる投手の軸を作れなかった」と言わざるを得ない状況に陥った。

 「軸」の候補に挙がったのはルーキー近藤卓也(青学大)と4年目・伊藤の両右腕だった。近藤は4月のJABA静岡大会と岡山大会で準優勝に貢献したが、5月に故障。都市対抗予選はほぼぶっつけ本番で臨まなければならず、伊藤も徐々に調子を落とした。もう一人期待された最速157キロ右腕・鈴木博も3月に右前腕部の肉離れで出遅れ、先発できる状態には戻らなかった。

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