特集

第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

特集一覧

衆院選

アベノミクス「信任」 課題山積、問われる真価

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
今後の経済関連のスケジュール
今後の経済関連のスケジュール

 衆院選で与党が圧勝したことを受けて、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」も信任を得た形となった。だが、野党分裂が追い風となった面もあり、完全な白紙委任を得たとは言い難い。今後は、財政再建や出口の見えない金融緩和など、山積する課題にどう取り組むかが問われる。

財政健全化示せるか

 「ひたすら政策の実行にまい進していく」。安倍首相は、衆院選の大勝から一夜明けた23日の記者会見でそう強調した。

 自民党は消費税率10%への引き上げの増収分の使い道を変更し、幼児教育・保育の無償化に回す公約を掲げた。衆院選大勝を受け、安倍政権はさっそく無償化などを柱とする「人づくり革命」関連の2兆円規模の対策策定に着手する。しかし、国の借金返済に充てる分を回すため、先進国で最悪水準にある財政の健全化がさらに遅れるのは必至だ。政府は、政策経費を借金に頼らずにどれだけ賄えているかを示す基礎的財政収支(プライマリ…

この記事は有料記事です。

残り1695文字(全文2090文字)

【第49回衆院選】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る