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追跡2017

ロシア革命100年 亡命者の足跡、今も 神戸の洋菓子/宝塚歌劇団

チョコレートを作るキリル・バラノフさん=神戸市中央区で、幾島健太郎撮影

 1917年のロシア革命から来月7日で100年を迎える。混乱の中で約200万人が国外へ逃れ、日本にも数千人が身を寄せた。とりわけ関西は神戸を中心に定住した亡命ロシア人が多く、“神戸スイーツ”のルーツや初期の宝塚歌劇団にも影響を与えていた。忘れられつつある足跡に光を当てた。【真野森作】

 粉末ココアがまかれた大理石の上で、職人がチョコレートの玉を専用フォークで手際よく転がすと、店内に甘い香りが広がる。神戸・元町の高級チョコ専門店「ショコラティエ・バラノフ」のあるじで、ロシア人男性のキリル・バラノフさん(36)が「全部、私の手作りです」とほほ笑んだ。

 店は2年前に開業したばかりだが、ロシア革命と深く関わる。曽祖父のニコライさんは帝政時代の1907年、当時の首都サンクトペテルブルクに高級チョコやケーキの小さな工場を設け、自らの店で販売していた。だが革命後、全てを国に没収された。

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