連載

なるほドリ

ニュースの背景や素朴な疑問を「なるほドリ」が質問。担当記者がQ&Aでわかりやすく答えます。

連載一覧

なるほドリ

近江牛の新しい取り組みって? 県内での一貫生産を強化 /滋賀

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
メス和牛から卵子を取り出す職員=滋賀県日野町山本の県畜産技術振興センターで、金子裕次郎撮影
メス和牛から卵子を取り出す職員=滋賀県日野町山本の県畜産技術振興センターで、金子裕次郎撮影

体外受精で年間500頭、広大な牧場も

 なるほどドリ 食欲の秋到来。近江牛をおなかいっぱい食べたいな。県畜産技術振興センター(日野町山本)で始まった近江牛に関する新しい取り組みって、どんなことなのかな?

 記者 出産から育成まで、県内で近江牛の一貫生産を強化する取り組みです。現在、出荷される近江牛の約85%は、九州などから購入した子牛を育てた肥育牛です。しかし、子牛を繁殖させる農家の高齢化や、2010年に宮崎県で発生した口蹄疫(こうていえき)、翌年には東日本大震災の影響で、子牛の供給量は全国的に減少しています。それに伴い、10年には35万~45万円だった子牛の全国平均価格も、昨年には75万~85万円と高騰し、県内の肉牛農家の経営を圧迫しています。そこで、昨年度から県畜産技術振興センターは、子牛を繁殖させる実践現場の中心的役割を担うことになりました。

この記事は有料記事です。

残り618文字(全文995文字)

あわせて読みたい

注目の特集