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徳島県 知事会見をAIが要約 HP公開の実証実験開始へ

徳島県知事が定例記者会見で発表した内容を、読者の希望の分量にAIが要約する実証実験のホームページ=蒲原明佳撮影

 徳島県は24日、AI(人工知能)などを活用し、知事の定例記者会見の要約版を県ホームページ(HP)で公開する実証実験を始めると発表した。従来は職員がテープ起こしをした全文を掲載していた。音声を自動的に文字化し、AIが要約するシステムにより、業務を効率化し、分かりやすい情報を提供するのが狙い。県によると、都道府県では初の試み。

     システムは電子書籍取次大手「メディアドゥ」(東京都)が開発した。実験は今月30日の定例会見から始める。専用マイクで拾った飯泉嘉門知事の声がパソコン上で文節ごとに文字化され、職員が方言や地名など誤変換を修正。専用サイトで全文が公開され、利用者が文字量の割合を10~90%の範囲で自由に決めると、AIが瞬時に要約する。

     飯泉知事は原則毎週月曜日に会見し、質疑応答を含め1時間に及ぶこともある。これまで複数の職員が延べ約10時間かけて全文を文字に起こし、4日後に公開していた。新システムでは文字起こしは2時間に短縮され、速報は即日、確定版は2日後に公開できる。

     メディアドゥの藤田恭嗣(やすし)社長は同県那賀町出身。24日の記者会見で「要約で読みやすくすることで県の情報を広く届けられる。県民にもAIが生活のそばにあることを感じてほしい」と話した。

     専用サイトは30日午後2時以降、「徳島発!『AI要約サービス』」で検索できる。【蒲原明佳】

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