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Interview

中村児太郎 偽らざる思い、誠実に 顔見世の忠臣蔵 おみの役

「大石最後の一日」で、おみのを演じる中村児太郎さん=東京都中央区で2017年10月17日、宮武祐希撮影

 歌舞伎俳優として着実な歩みを続けている。父は中村福助、祖父は七世中村芝翫。五世中村歌右衛門以来の成駒屋の女形芸を継承する期待がかかる23歳。11月の歌舞伎座、「吉例顔見世大歌舞伎」の夜の部で「大石最後の一日」でヒロインおみのに挑む。

 新歌舞伎の名作「元禄忠臣蔵」(真山青果作)の最後を飾る場面だ。

 吉良上野介を討った赤穂浪士は幕府の裁許を待つ。細川家中屋敷にお預けの大石内蔵助は同家家臣に紹介された若侍の正体を男装の娘と見抜く。その娘、おみのは浪士、磯貝十郎左衛門に会わせてくれと内蔵助に懇願する。おみのは磯貝が周囲を欺くために偽りの婚約をした相手であった。

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