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炎のなかへ

石田衣良さんの連載小説「炎のなかへ」は、太平洋戦争末期の1945年3月10日、東京大空襲のさなか、家族を救おうと奮闘する少年の物語です。石田さんが初めて戦争に取り組むファンタジー小説。挿絵は「ドラゴンヘッド」などで知られる漫画家、望月ミネタロウさんです。

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夕刊に新連載小説 石田衣良 戦時下のファンタジー 「炎のなかへ」11月1日スタート

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石田衣良さん=太田康男撮影
石田衣良さん=太田康男撮影

 ミステリー、恋愛小説、家族小説、青春小説など多彩な作品を紡ぎだす作家、石田衣良さんの夕刊連載小説「炎のなかへ」が来月1日にスタートする。太平洋戦争末期の1945年3月10日、下町を襲った東京大空襲のなか、家族を守ろうと奮闘する少年の物語だ。

 戦争を題材にするのは初めてのこと。

 「(今は亡き)母親が折に触れ、『お前たちには想像もつかないかもしれないけど』と、ポツリポツリと東京大空襲のことを話してくれました」。60年、東京都生まれ。出身校の両国高校は空襲で旧校舎の中庭に爆弾が落ちたが、不発弾だったため焼け残った。戦争の記憶を身近に感じながら育った世代だ。それに加えて「今や北朝鮮問題もあり、戦争の影が色濃くなってきた。前から書きたかったテーマですが、きな臭くなったタイミングで連載依頼があったことがきっかけ」で、戦争に初挑戦する決断をした。

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