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古代米

育てて、うまい酒に 「比賣神乃雫」評判上々 神話にちなみ開発 南部 /鳥取

古代米の水田を背に、新たに発売した日本酒「比賣神乃雫」を手にする庄倉三保子代表=鳥取県南部町清水川で、小野まなみ撮影

 南部町清水川の農家で組織する「清水川農事生産組合」(庄倉三保子代表)が古代米を使い、古事記の神話にちなんだ日本酒「比賣神乃雫(ひめがみのしずく)」を作った。7月から数量限定で販売を始めたところ、評判は上々だ。農家らは「地域活性化のきっかけになればいい」と期待している。【小野まなみ】

 清水川地区(27戸)には農家が13戸あるが、高齢化や後継者不足で耕作放棄地の増加に悩まされていた。そこで2007年、集落営農で土地を管理していこうと、8戸の農家が同組合を設立。5・6ヘクタールからスタートしたが、地区内の農家が抱えていた耕作放棄地の全てを解消し、現在は9ヘクタールで食用や飼料用の米を栽培している。

 集落には、古事記で大国主命(おおくにぬしのみこと)を復活させたと伝わるわき水「清水井」がある。大国主命は神話「因幡の白兎」で知られるように、ウサギを助けたお礼として八上姫と結婚。だが、腹を立てた兄神たちが山から落とした、焼けた巨岩によって命を失う。それをよみがえらせたのが、清水井の水とされる。

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