記憶遺産

朝鮮通信使の登録に期待 福岡「猫の島」に足跡

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朝鮮通信使をもてなした客館について説明する今村さん=福岡県新宮町相島で、下原知広撮影
朝鮮通信使をもてなした客館について説明する今村さん=福岡県新宮町相島で、下原知広撮影

 江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節団「朝鮮通信使」に関する日韓の歴史資料が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されるか関心が高まっている。仏パリで開催中のユネスコの諮問委員会が審査し、月内にも結論が出る見込みだ。資料には福岡藩が相島(あいのしま)=福岡県新宮町=で朝鮮通信使を接待した記録も含まれ、関係者は「相島とのつながりを広く知ってもらえるチャンス」と期待する。【下原知広】

 「ここには朝鮮通信使をもてなす客館がありました」。新宮漁港から渡船で約20分。相島漁港に近い畑の中に建つ「朝鮮通信使客館跡」の石碑を指さしながら、歴史愛好家らでつくる「相島歴史の会」事務局長の今村公亮(こうすけ)さん(72)=福岡県春日市=が胸を張った。

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