「俺は『困っている人を助ける・人の役に立ち優しくする』それだけを目標に生きてきました。でも、現実は人に迷惑ばかりかけて友だちのことも護(まも)れなかった」
2010年6月7日に自死した川崎市の篠原真矢(まさや)君(当時中学3年)の遺書の一節です。
今年9月9日、一般社団法人「ここから未来」が東京で設立記念シンポジウムを開きました。「ここから未来」は、教師の指導をきっかけに自死した大貫陵平君の父隆志さん(東京都中野区)を代表とし、真矢君の両親の宏明さん、真紀さん夫妻、私の4人で設立しました。この時に真矢君の母真紀さんが話された内容を、真紀さんの了解を得て一部、紹介します。
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