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経済観測

農政の本質と農業の在るべき姿=資源・食糧問題研究所代表 柴田明夫

 もう10年前のことである。宮城県の登米農協を訪れた際に、阿部長寿(ちょうじゅ)組合長(当時)から伺った話が忘れられない。組合長は1993年の冷夏による記録的凶作を経験し、冷夏に打たれ強い「環境保全米」を開発・導入し、コメの安定供給を達成した農業指導者でもある。

 当時の話題は、政府が2005年10月に導入した「品目横断的経営安定対策」と「集落的営農組織」だ。前者は、農業の構造改革を加速するとともに世界貿易機関(WTO)ドーハ・ラウンドの貿易自由化にも対応し得るよう、経営の安定を図るのが目的だ。それまで全農家を対象に品目別に講じられてきた経営安定化策を見直…

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