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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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核廃絶決議案

賛成23カ国減 禁止条約対応で日本に反発

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核兵器廃絶決議案への投票行動
核兵器廃絶決議案への投票行動

 【ニューヨーク國枝すみれ】国連総会第1委員会(軍縮)は27日、日本政府が提案した核廃絶決議案を144カ国の賛成を得て採択した。昨年の賛成票167から支持を23カ国減らした。今年7月に採択された核兵器禁止条約をめぐって、条約を支持する非核保有国と、反対する核兵器保有国や核の傘に頼る同盟国との対立が強まったのが原因。棄権は27カ国で、うち禁止条約採択を主導したオーストリアなど14カ国が、昨年の賛成から棄権に転じた。

 禁止条約を主導した国々との対立を受け、採決に加わった国の数自体も13カ国減った。賛成国には米国のほか、昨年棄権した英仏も加わった。反対国は昨年と同じ、中国▽ロシア▽北朝鮮▽シリアの4カ国。韓国やイラン、インドなどは昨年に続いて棄権した。

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