- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地になっている横浜市に、依存症回復支援施設を運営する「ワンネスグループ」(奈良県大和高田市)が来月1日、ギャンブル依存症者とその家族のための相談所を開設する。同様に、IR誘致を目指す大阪市でも設立の準備を進めている。
相談所では、早期の対処法のアドバイスや、回復プログラムでの支援を目指す。
ワンネスグループは、依存症から回復した人たちがスタッフとなり、大和高田市を本部に名古屋市、沖縄県など計8カ所で薬物依存などからの回復支援施設を運営している。2011年からギャンブル依存症回復プログラムも始め、今年7月末までに延べ223人が利用。退所から半年後の時点で、ギャンブルをせずに社会復帰した人の割合は約67%という。同グループがIRの候補地に相談所を設けるのは、横浜が初めて。
この記事は有料記事です。
残り355文字(全文714文字)