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福島

リンゴに「とみっぴー」シール 富岡の避難者励ます

「とみっぴー」がくっきりと浮き出たリンゴ=福島市飯坂町で2017年10月27日、曽根田和久撮影

 福島第1原発事故で福島県富岡町から避難している人たちを励ますため、福島市飯坂町で育てられているリンゴが27日に収穫された。「富岡は負けん」とのメッセージや富岡町の公式マスコットキャラクター「とみっぴー」の形をしたシールが貼られたリンゴを、町民やボランティアら約20人がもぎ取った。

     同町は今年4月1日に帰還困難区域を除き避難指示が解除されたが、今も多くの人が町外で暮らす。福島市には約220人が避難しており、富岡とのつながりを感じてもらおうと、ボランティアでつくる「とみおかサポータークラブ」(とみサポ)が企画した。

     午前10時から、とみサポのメンバーや市内に避難している人たちが5本の木から収穫。シールをはがすとイラストやメッセージがくっきりと浮かび上がり、「うまくできた」と楽しげな声が響いた。市内の借り上げ住宅で暮らして6年以上になる60代の女性は「みんなで作業するのは楽しい」と話し、古里の話題に花を咲かせた。

     収穫したリンゴは町民に配ったり、市内にある町民向けサロンに飾ったりする。【曽根田和久】

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