核廃絶決議

つまずく日本 賛成国急減 国連委員会採択

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 【ニューヨーク國枝すみれ】日本政府が国連総会第1委員会(軍縮)に提出した核廃絶決議案が27日、加盟193カ国中、144カ国の賛成を得て採択された。今年7月に採択された核兵器禁止条約への言及がなく、米国など核保有国に配慮した内容として非核保有国の一部が反発。賛成は昨年の167カ国から23も減り、棄権が10カ国増えて27カ国となった。日本が1994年から毎年提案している決議案だが、賛成数は2003年以降で最低となった。

 採択されたのは「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意の下での共同行動決議案」。昨年の決議は「核兵器のあらゆる使用が壊滅的な人道上の結末をもたらすとの深い懸念を表明する」としていたが、今年は「あらゆる」が削除された。核保有国の核軍縮義務を定めた核拡散防止条約(NPT)第6条への言及もなくなり、核実験全面禁止条約(CTBT)の発効要件国で未批准国の米国など8カ国に批准を要請する文言も表現が弱められた…

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