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いただきます

豚骨ラーメン×新国立競技場 濃厚スープ、五輪と共に

イラスト 佐々木悟郎

 スポーツの聖地につち音が響く。今秋、物流会社で働く水谷伸二さん(54)は現場から備品を運び出す仕事で、東京・千駄ケ谷にある新国立競技場の建設現場に来た。3年後に再び五輪を迎える場内を見渡すと、気持ちが高ぶった。

 お昼は決めていた。競技場の前に建つ老舗ラーメン店「ホープ軒」。十数年ぶりだが、黄色い看板と立ち食い客が並ぶ店先は変わらない。

 20代の頃、週に1度は通った。ラーメンといえばしょうゆ味だった東京で、豚骨の目新しさにひかれた。時はバブル全盛期。携帯電話の前身「ショルダーホン」からパチンコ台まで売り歩き、黎明(れいめい)期だったコンピューターソフトの開発にも携わる。深夜の帰宅が当たり前の日々に、濃厚なスープが活力になった。

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