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特集ワイド

「ノーベル賞疲れ」小説に-- 春樹さんを解放せよ 「ファン」加藤典洋さん訴え

村上春樹さんのノーベル文学賞受賞を期待して集まったファンら。カズオ・イシグロさんの受賞決定の知らせを聞き、クラッカーを鳴らして祝福した=東京都渋谷区で2017年10月5日、小川昌宏撮影

 「世界中探しても、ノーベル賞にこれほど痛めつけられている人はいませんよ」。小説家、村上春樹さんのことだ。「長い拷問からもう解放してあげるべきだ」と文芸評論家、加藤典洋さんは訴える。【藤原章生】

 今年は英国人作家、カズオ・イシグロさんに決まったノーベル文学賞。毎年秋になると、英国のブックメーカー(賭け屋)が受賞予想を発表し、村上さんの名前が必ず上位に出てくる。これを受け、期待に満ちた報道が恒例になっている。

 「騒ぎがひどくなったのは『海辺のカフカ』の英訳版が出て『ニューヨーク・タイムズ』の今年の10冊に選ばれた2005年ごろからです。それから数えれば12年。2~3年なら『残念だったねえ』で済むんですが、『今年もダメでした』をこんなに続けられたらハラスメントです。10年を過ぎたらもう拷問でしょう。他の国で、これまでこの賞でこんな目に遭った作家っていないんじゃないですか。どんな人間でも参るはずです」

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