サケ定置網

北海道で記録的不漁 背景に急激な気候変動

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空前の不漁に見舞われている秋サケを選別する漁業者=別海町で
空前の不漁に見舞われている秋サケを選別する漁業者=別海町で

 秋サケ定置網漁が、北海道東部を中心に記録的な不漁だ。全道の水揚げは、24年ぶりの不漁だった昨年同期に比べても3分の2程度で、価格高騰で水産加工業者や小売業者は対応に苦慮する。一方で道南や道央の日本海側では、実は昨年に比べれば「豊漁」。サケから卵だけ抜き取る「窃盗事件」も発生している。

かつての8分の1

 北海道連合海区漁業調整委員会によると、道内の総水揚げは20日現在、前シーズン同期比で3分の2(66.4%)の1347万5425匹しかなかった。

 地区別では、十勝-納沙布岬の「えりも以東」で前年同期比29.7%の64万954匹しかなく、「根室」も前年同期比の45.0%、185万3608匹止まり。「オホーツク」も同71.7%の788万7773匹、道南-日高の「えりも以西」も同78.0%の124万6919匹だった。

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