シカ増加予防

3頭以下の群れ対象に駆除 群馬

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好物の塩をなめるために姿を現したニホンジカ=群馬県みなかみ町で2017年7月16日午前8時38分、日本自然保護協会提供
好物の塩をなめるために姿を現したニホンジカ=群馬県みなかみ町で2017年7月16日午前8時38分、日本自然保護協会提供

 日本自然保護協会(東京都)は、同協会などが保全に取り組む群馬県みなかみ町の「赤谷の森」(約1万ヘクタール)で、ニホンジカの増加予防を目的とした駆除を11月から始める。シカの習性などを考慮し、集まったシカが3頭以下の場合は全頭駆除する一方、4頭以上の場合は撃たないというユニークな手法を取る。シカを低い密度で管理する手法を確立し、他の地域での応用を目指す。

 狩猟人口や積雪量の減少などを背景に、シカは生息域を広げ、全国各地で増えている。環境省の推計では、本州以南に生息するニホンジカは2014年度には約315万頭と、1989年度(約29万頭)の10倍以上にもなった。シカによる農作物の被害額は約65億円に上り、およそ7000ヘクタールの森林が被害を受けたとされる。被害が大きい地域などで駆除を進めた結果、15年度末には約304万頭と生息数は減少した。一方で…

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