東日本大震災

福島第1原発事故 富岡町の「アーカイブ施設」計画 町長「20年度の完成を」 /福島

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東日本大震災が起きた午後2時46分過ぎで止まった時計(手前)や、津波の第2波が襲った午後3時35分で止まった時計=富岡町本岡の町文化交流センターで
東日本大震災が起きた午後2時46分過ぎで止まった時計(手前)や、津波の第2波が襲った午後3時35分で止まった時計=富岡町本岡の町文化交流センターで

町民会議、教訓生かす交流機能整備など提言

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故をめぐって富岡町が設置を計画する「アーカイブ施設」について、町民や学識経験者ら7人が協議する町民会議が30日開かれ、宮本皓一町長は「2020年度の完成を目指したい」との考えを明かし、今年度中に施設の基本構想作りに着手する意向を示した。町民会議は、町役場そばの町文化交流センター周辺に施設を新たに建設し、同センターと連携して運営するよう提案した。

 14年に町職員有志がプロジェクトチームを組織。震災や原発事故の痕跡を示す「震災遺構」の保存や、建物の解体などで失われる可能性が高い民俗資料などの収集を開始した。町教育委員会によると、地震や津波の直後に止まった時計や配達されなかった3月12日付の新聞など約5600点と地域史などの資料約2万8000点を収集し、同センターや県立博物館(会津若松市)などで一時的に保管している。

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