メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ルターの光と影

宗教改革500年/下 ユダヤ人迫害を扇動

 「第一にシナゴーグ(ユダヤ教礼拝堂)や学校に火をつけ、燃えない物は土で埋めよ」

 マルティン・ルターは1543年、「ユダヤ人と彼らのうそについて」という著書で、「キリスト教徒であることをたたえるため」としてユダヤ人迫害を扇動した。その20年前の著書ではユダヤ人差別を戒めていたのだが、宗教改革を通じてユダヤ人をキリスト教徒に改宗させるというもくろみが外れると、激しい憎悪に転じた。

 「当時はペストがはやればユダヤ人のせい、皇帝が破産すればユダヤ人のせい、とあらゆることでユダヤ人が不満のはけ口にされていた」。ウィッテンベルク城教会のヨルク・ビーリッヒ学芸員は時代背景を説明する。

この記事は有料記事です。

残り890文字(全文1179文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 入手までの時間がカギ「緊急避妊薬をもっと簡単に」 コロナで不安の声高まる

  2. ベーシックインカムじわり脚光 日本でも導入求める声 米独など各国で実験

  3. 「もうええわ」ふるさと納税返礼品業者の叫び 指定取り消しの高知・奈半利町

  4. 社告 町田樹さんコラム「今を生きる 今を書く」 10月5日連載スタート

  5. 新型コロナで「中国に責任を取らせなければ」 トランプ氏 国連総会演説

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです