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ひと

小林由紀さん=オンキヨー世界点字作文コンクール最優秀オーツキ賞受賞

小林由紀さん=小松雄介撮影

 少しずつ目が見えなくなっていく不安から救ってくれたのは、多くの親切だった。受賞作は、そのことへの感謝をつづった。最優秀賞に「びっくりしました」と大きな目で笑った。ただし、その目にこちらの顔はほとんど映っていない。

 目の病気で、小学生のころから「いつも眼鏡をかけている子」だったが、学校生活はなんとか送った。30代半ばから、封筒の表と裏がすぐに分からないなど仕事に支障が出始めた。歩くと人とぶつかるようになり、出かけるのが怖くなった。

 京都ライトハウスで点字などを学びながら文章講座も受けた。そこで学んだのは、見えない人は「ほら」などと目で合図できない分、言葉で正確に伝えることが大事だということ。書くことは心を見つめることでもある。「私には伝えないといけない感謝の思いがある」と応募した。

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