遺伝子

ゲノム編集で改良のイネ収穫

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
野外で初栽培されたゲノム編集イネの収穫=茨城県つくば市で
野外で初栽培されたゲノム編集イネの収穫=茨城県つくば市で

 農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)は31日、遺伝子を効率よく改変できる新技術「ゲノム編集」で改良したイネの収穫作業を公開した。ゲノム編集作物の野外栽培は国内初で、ジャポニカ米の「日本晴」など6品種を収穫し、育ち具合やもみの数、米粒の大きさなどを分析。2021年度末をめどに収量の多い、適した品種を絞り込む。【大場あい】

 同機構は14年、既存の品種より収量が2割程度多い品種開発を目指し、ゲノム編集技術による品種改良に着手した。

この記事は有料記事です。

残り227文字(全文448文字)

あわせて読みたい

ニュース特集