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NYテロ

容疑者、抽選でビザ取得 IS宣伝動画に影響

 【パターソン(米東部ニュージャージー州)長野宏美】米ニューヨーク市中心部マンハッタンで小型トラックの暴走により8人が死亡したテロ事件で、米連邦捜査局(FBI)は1日、東部ニュージャージー州パターソンのサイフロ・サイポフ容疑者(29)の自宅アパートを家宅捜索した。容疑者は、過激派組織「イスラム国」(IS)を宣伝する動画などに触れる中で過激思想に影響を受けたとみられ、捜査当局が動機を調べている。

     ニューヨーク州のクオモ知事はCNNに「容疑者は国内で過激化した」とする捜査当局の見方を明らかにした。

     近所の人によると、ウズベキスタン出身のサイポフ容疑者は妻と幼い子ども3人と暮らしていた。

     容疑者は2010年、抽選で永住権が得られる「移民多様化ビザ」で米国に移住した。米メディアによると、13年にウズベキスタン系の女性と結婚。中西部オハイオ州と南部フロリダ州で運転手などをして生活した。容疑者の結婚式にも出たというモスクの宗教指導者はニューヨーク・タイムズ紙に、暴力に関わったことはないが、「感情的すぎる」とたびたび容疑者を諭していたことを明かした。15年にフロリダに移った後、仕事を見つけるのに苦労し、怒りっぽくなったという。

     容疑者は今年からニュージャージー州で、配車サービス「ウーバー」の運転手をしていた。近所に住む建設業、カルロス・バチスタさん(23)は「会うと手を振ってくれて、特に問題がある人には見えなかった」と語る。数週間前から、自宅前に事件で使われたトラックに似た車が止まるようになり、容疑者と男2人が乗るのを見たという。

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