大阪市と米サンフランシスコ市の60年続く姉妹都市関係が危機を迎えている。サンフランシスコ市で旧日本軍の従軍慰安婦像設置が計画されていることに絡み、吉村洋文市長は碑文の記述が「日本政府の見解と異なる」として関係解消に言及。議会などからは、外交問題に市長が深入りして都市間交流に支障が出ることへの懸念が出ている。【岡崎大輔、椋田佳代】
「慰安婦像の設置は日本への政治的バッシングだ」。吉村氏は毎日新聞の取材に強調した。計画が撤回されない限りは姉妹都市関係を解消する考えは変わらず、年内に最終判断すると明言。サンフランシスコ市側には11月半ばにエドウィン・リー市長と直接面談したい意向を伝えた。
この記事は有料記事です。
残り902文字(全文1197文字)
毎時01分更新
養鶏業界を巡る汚職事件は15日、吉川貴盛元農相(70)が在…
観衆の投げ銭を糧に生きるまれな芸風から「伝説の大道芸人」と…
自分の日常を揺るがすものとの出合い――。編集者・ライターで…