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[コペンハーゲン 1日 ロイター] - トルコ・ウクライナ間を往復するフェリーに3カ月間滞在していた北アフリカの密航者の男12人が、母国に送還された。フェリーを所有・運航するデンマークの会社DFDSが1日、明らかにした。
12人は、ウクライナとトルコのいずれの政府も受け入れを拒否したため下船できず、3カ月にわたって物資や旅客とともにイスタンブールとウクライナのオデッサを往復していた。
デンマーク外務省が特別作業部会を設置、外交による解決を模索して送還が実現したという。
密航者のうち6人は、トルコからの物資を積んだトレーラーに隠れて乗船したアルジェリア人で、10月29日に帰国。残りの6人は1日にモロッコに向け出発した。
DFDSの広報担当者によると、12人は暴力的になる傾向があったため、警備された客室に閉じ込めておく必要があったと説明した。
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