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大阪コリアンの目/207 /大阪

「お守りです」と渡された10円玉と5円玉。私のデスクの上に大事においている=金光敏さん撮影

 ◆空の身元保証人欄

誰も孤立しない社会へ 10円玉と5円玉に誓う

 マリーさんのたどたどしい日本語から、頼るところのない切実さが伝わってきた。彼女はフィリピン人で、日本人の元夫との間に3人の子どもがいる。いまの生活は仕切り直したものだ。数年前まで元夫と暮らしていたが、家庭内暴力の被害に遭い、役所に保護されて今の小さなマンションにやってきた。マリーさんもかつては興行ビザで来日し、夜の歓楽街で働いていた。元夫とはそんな世界で知り合った。しかし、長男に発達障害があり、さらに2人の子が生まれると、子育てにかかりきりになり、いつしか夫とはすれちがうことが多くなった。そのうちに夫は手をあげるようになった。暴力は子どもたちの面前でも繰り返され、逃げ出した時は着の身着のまま。「いっぱい私をたたいたよ。顔も大きくなった(腫れた)」とあの頃のことを私に話した。

 マリーさんは今、暴力の後遺症からか寝込む日々が多い。精神科にもかかり、薬が手放せない。子育て相談で…

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