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功山寺(山口県下関市) 歴史の転換点、2度目撃 /福岡

モミジに彩られた功山寺の山門

 国登録有形文化財の総門をくぐると、色づき始めたモミジが見えてきた。山口県下関市の功山(こうざん)寺は、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、11月下旬には紅葉が見ごろを迎える。

 1864(元治元)年12月15日、幕末の志士、高杉晋作がわずか80人の兵を率いて挙兵し、倒幕への道を切り開いた維新始まりの地だ。総門の腰貫(こしぬき)に残る刀傷は、決起の際に隊士が切りつけたものとも言われている。国宝の仏殿は、入り母屋造りの檜皮葺(ひわだぶ)きで、禅宗様の典型的な建築とされる。元は臨済宗の寺だったが、後に曹洞宗となり、名も長福寺から笑山寺、そして功山寺と変遷してきた。

 案内してくれた下関観光ガイドの会の平松資朗さん(80)に「功山寺は2度、歴史の転換の舞台となった」と教えてもらった。一つは晋作の功山寺挙兵であり、もう一つは戦国時代にさかのぼる。1557(弘治3)年4月、毛利元就に攻められた大内義長は長福寺(現在の功山寺)へ入り、追い詰められ仏殿で切腹したとされる。大内氏が滅亡し、毛利氏の時代になる歴史の転換点だった。

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