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ウズベキスタンのサマルカンド市にあるシルクロード都市の遺跡「カフィル・カラ城」を発掘調査していた帝塚山大(奈良市)は2日、ゾロアスター教(拝火教)の儀式の様子を表現した浮き彫り板絵(縦1.3メートル、横1.4メートル)が、初めて本来の姿が分かる形で見つかったと発表した。板絵には正倉院(奈良市)に残る宝物の楽器も描かれ、中央アジアがシルクロード交流の重要地域であったことを示す貴重な資料になるという。
調査は今年9月、ウズベキスタン考古学研究所と共同で実施。カフィル・カラ城は中央アジア最大のシルクロード都市、アフラシアブ城の東南30キロにあり、王の離宮とみられる。板絵は玉座と推定される場所から見つかった。
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