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自殺を考えた時は…

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ツイッターで「#死にたい」と検索すると、たくさんの投稿があった=宮間俊樹撮影
ツイッターで「#死にたい」と検索すると、たくさんの投稿があった=宮間俊樹撮影

ぷらすアルファ(α)

 神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件の被害者は、ツイッターで誘い出された可能性がある。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)には善意と悪意が入り交じる。自殺を考えたとき、どうすればいいだろう。

 ●SNS対応手探り

 生きていくのが心細くなったとき、苦しみを誰かに話すには膨大なエネルギーが必要だ。自発的に専門機関に電話するのも、ハードルが高い。厚生労働省が昨年、20歳以上の男女3000人を対象に実施した調査では、自殺を考えたことがある人が24%もいた。しかし、誰かに相談したり助けを求めたりすることにためらいを感じると答えた人の割合は47%に達した。

 SNSで検索すると、多くの自殺願望の書き込みがある。死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)は、ツイッターや自殺サイトで被害者と接点をもった可能性が高いとされる。政府の「自殺総合対策大綱」では「ICT(情報通信技術)を活用した自殺対策の強化」が重点項目の一つだ。しかし、厚労省の担当者は「SNSで自殺をほのめかす人を救済するにはどうすればいいか、手探り状態」と明かす。

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