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名作の現場

第32回『古事記』 案内人・酒井順子(その1)

オオクニヌシが白ウサギを助けたとされる白兎海岸を歩く酒井順子さん。後方右は淤岐ノ島=鳥取市で、いずれも大西岳彦撮影

 10月の古名は「神無月」。国中の神が地元を留守にするためだ。神々は『古事記』の現場・出雲に集うという。何を談合しておわすのか--酒井順子さんが訪ねた。

 タイトルは知っている、けれど完読したことはない。……というのが古典文学の常ですが、中でも『古事記』は、その代表格ではないでしょうか。

 しかし読んでみれば面白いのが、『古事記』。その重要な舞台の一つである出雲(現・島根県)には、神在月すなわち旧暦十月に神々が全国からやって来て、縁結びなどの話し合いを行うということで、出雲へ行ってきました。

 まず降り立ったのは、鳥取空港。『古事記』といえば「因幡(現・鳥取県)の白兎(しろうさぎ)」であるわけで、白兎が神として祀(まつ)られているという、鳥取市の白兎(はくと)神社へと向かいました。

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