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名作の現場

第32回『古事記』 案内人・酒井順子(その2止)

八重垣神社宮司の佐草敏邦さんによると「鏡の池」の底でクシナダヒメが、女性たちの祈りを聞いているという=松江市で

 罪な男よのう。……と思いつつ、私は白兎神社を辞して山陰本線に乗り、島根を目指しました。鉄道ファン業界では「偉大なるローカル線」と言われる、山陰本線。赤い石州瓦の屋根が連なる景色が、のどかです。

 松江に着いて向かったのは、八重垣(やえがき)神社。こちらは、スサノオがヤマタノオロチを退治してクシナダヒメと結ばれたとされる地です。スサノオは「八雲(やくも)立つ出雲八重垣妻籠(ご)みに八重垣作るその八重垣を」と歌ったそうですが、この日も空は雲に覆われていました。

 空港の名も「出雲縁結び空港」ということで、今や縁結び産業の一大拠点となっている、島根。スサノオ夫妻ゆかりの地ということで、八重垣神社も良縁を求める男女で賑(にぎ)わっています。

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