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NYテロ

現場の自転車専用レーン再開「愛は勝つ」

小型トラックが衝突してえぐられた街路樹と犠牲者に手向けられた花束。テロの傷痕が残る中、自転車専用レーンは再開された=米ニューヨーク・マンハッタンで2017年11月2日、國枝すみれ撮影

 【ニューヨーク國枝すみれ】米ニューヨーク・マンハッタンで先月31日、小型トラックが暴走し、8人が死亡したテロの現場となったハドソン川沿いの自転車専用レーンが2日、再開された。集まったサイクリストたちは「テロリストには負けない」と口にした。

     トラックが衝突し、樹皮がえぐられた街路樹のそばに、「愛は勝つ」と書かれたカードが添えられた花束が置かれている。サイフロ・サイポフ容疑者(29)が運転するトラックは数百メートル暴走し、自転車利用者らを次々にはねた。

     「今こそ、我々の強さを見せる必要がある」。こう語るIT技術者のマイケル・ワクセンブルグさん(55)は自転車で現場を訪れ、犠牲者を弔うヒマワリの花束を供えた。サイクリングの日課を変える気はないという。「狂人1人が我々を変えることはできない。ニューヨーカーは復元力がある。地震や津波を乗り越えた日本人だってそうだろ?」

     市民の多くは平静だが、テロはまた起きるだろうという「暗い確信」を持っている。テロ発生の1時間前に現場を離れて無事だった調理師のベナンシオ・フィゲロアさん(60)は「死ぬときは死ぬ」と話した。今後も専用レーンを走り続けるという。その一方で、「週末だったら専用レーンはもっと混雑していて、被害者は数百人に上ったかもしれない」と表情を曇らせた。

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