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ジャンプ

高梨沙羅2年ぶり優勝 全日本選手権

優勝した高梨沙羅=札幌市宮の森ジャンプ競技場で2017年11月3日、山崎一輝撮影

 ノルディックスキージャンプの全日本選手権は3日、札幌市の宮の森競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)で男女のノーマルヒルを行い、女子は高梨沙羅(クラレ)が94メートル、93.5メートルの計234.5点で1回目2位から逆転し、2年ぶり3回目の優勝を果たした。伊藤有希(土屋ホーム)は97.5メートル=最長不倒、83メートルの計217.4点で2位。3位は勢藤優花(北海道ハイテクAC)。冬仕様の氷の助走路で行われた。

     男子は小林潤志郎(雪印メグミルク)が98メートル=最長不倒、97.5メートルの計252.0点で快勝し、初優勝。2位は弟の小林陵侑(土屋ホーム)が入り、3位は渡部弘晃(東京美装)。竹内択(北野建設)は5位、葛西紀明(土屋ホーム)は6位、伊東大貴(雪印メグミルク)は13位だった。

    女子の二枚看板、準備は着々と

     冬と同じ氷の助走路を使い、今冬の国内初戦として行われた試合で、女子の高梨は安定した2本をそろえた。

     試合前の試技では踏み切る際、本来は余計な力を使わないはずの上半身に無駄な動きが出るミスがあったが、本番では「しっかり修正できた。内容的にはいいジャンプが飛べた」と振り返った。

     空中姿勢などに細かな改善点を挙げつつも、着地で足を前後に開く「テレマーク姿勢」はきれいに決めて逆転優勝。「(助走路は)冬とまったく同じとは言えないが、いい感触をつかむことはできた」と上々のスタートを切った。

     1回目首位の伊藤は不運に見舞われた。2回目は風が不安定でスタート合図となる信号が青に変わらず、助走ゲートに出たり入ったりを4度も繰り返し、長時間待たされた。

     その間、レールは霜が張り付いて滑りが悪くなり、助走速度は高梨より1.5キロも遅く、助走距離が短い男子よりも厳しい条件になった。複数の関係者が「10メートルは損している」と推測する中で83メートルにまとめ、所属先のバータイネン・コーチは「あの速度で83メートルは、いい内容」と語る。

     伊藤自身も「ここ1、2週間の中ではいいジャンプができた」と納得の様子。平昌五輪のある冬本番へ、日本女子の二枚看板の準備は着々と整いつつある。【江連能弘】

    小林兄弟がワン・ツー

     夏場から調子を上げてきた小林兄弟が男子でワン・ツーを占めた。兄の潤志郎は2回とも飛距離点、飛型点がトップとなり、「いい夏のシーズンだったので、冬に入るのが怖かったが、良くなっている」と好調をキープ。「海外に出れば葛西さんたちの強さが変わってくる。背中を追いかけ、超えていけるようにしたい」と、冬本番のワールドカップ(W杯)で実績のある葛西、伊東、竹内の3本柱を脅かせるかが次のステップになる。

    見習いたい部分あった

     葛西紀明 2回目は良かった。(監督として指導する伊藤)有希の助走姿勢と飛び出しが良く、見習いたい部分があった。(伊藤の1回目の映像を確認し)見て勉強させてもらいました。

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