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けいざい・因数分解

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けいざい・因数分解

58カ月 「いざなぎ景気」を超える景気拡大 生活面の実感乏しく

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バブル期以降の景気循環
バブル期以降の景気循環

 景気拡大が今年9月で58カ月となり、戦後2番目に長い「いざなぎ景気」を超えた可能性が高くなった。いざなぎ景気は、高度経済成長期の1965年11月から70年7月まで57カ月続いた好景気。その間、日本経済は高い成長を続け、68年に西ドイツ(当時)を抜いて米国に次ぐ世界第2位の経済大国に躍り出た。日本経済が上り坂だった当時と異なり、今回の景気拡大は実感に乏しいとの指摘が多い。

 茂木敏充経済再生担当相は、9月の月例経済報告発表を受けた記者会見で、2012年12月に始まった現在の景気拡大が「いざなぎ景気を超える景気回復の長さとなった可能性が高い」との認識を示した。月例経済報告は、政府が個人消費や設備投資、海外経済などの統計を基に毎月の景気の現状を判断する報告書。9月の報告では「緩やかな回復基調が続いている」との判断を維持した。10月も同様の判断を維持している。

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