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『無冠、されど至強』=木村元彦・著

 (ころから・2484円)

 副題は「東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代」。たとえば1970年代の習志野高校。あるいは日大山形、清水商業。ファンであれば「高校サッカーの強豪校」、と気づくだろう。こうした列強のみならず、全国選手権の優勝6回を誇る帝京高校が、その全盛期にさえ歯が立たなかった高校サッカー部の歴史と人間模様を描いた。

 在日コリアン2世で、71~86年に東京朝鮮高校サッカー部監督を務めた金明植氏と教え子たちが中心だ。洗練された戦術と、選手たちの強じんな体力と精神力、テクニックで「事実上の日本一」とも言えそうだ。だが54年の1度だけを除けば、公式戦で日本のチームと対戦することはできなかった。文部省(当時)管轄の高等学校ではない、というのが理由だ。しかし96年、42年ぶりに出場が認められたことから分かる通り、その理…

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