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企業主導保育所

効果は 待機児童解消へ政府推進 復職の頼みの綱に 基準緩く安全懸念

遊びながら親の帰りを待つ子どもたち=神奈川県平塚市の企業主導型保育所「ニチイキッズ平塚ラスカ保育園」で

 待機児童対策の切り札として政府が推進する「企業主導型保育所」。今年度はすでに、昨年の3倍以上の開設申請があるなど企業の関心は高く、認可保育所の整備が追いつかない中で、保護者の頼みの綱ともなっている。一方で課題も多く、どこまで待機児童解消に役立つかは未知数だ。【藤沢美由紀】

 神奈川県平塚市の駅ビルに6月オープンした「ニチイキッズ平塚ラスカ保育園」は、日本生命とニチイ学館による企業主導型保育所だ。0歳の長男を通わせる日本生命の女性社員(36)は、居住する横浜市で認可保育所に入れず、認可外でもキャンセル待ちと言われた。「ここがなければ復職できなかった」と話す。地域の子どもを受け入れる「地域枠」を利用して、1歳の長女が入所した平塚市のパートの女性(33)は、出産を機に仕事を辞めたため、認可保育所への入所は難しく、同園へ預けることで再就職できたという。

 両社は来年度中に、同園のような地域住民も利用できる保育所を全国で計100カ所(総定員約1800人)開設する予定だ。

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