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松山英樹(ゴルフ)|東京オリンピック

日本男子で初めてメジャー大会優勝の栄冠を勝ち取ったゴルファー。目指すのはもちろん「金メダル」

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霞ケ関カンツリー倶楽部

突然のゴルフ外交、表舞台に

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 トランプ米大統領が5日に来日して、安倍晋三首相と2020年東京五輪の会場となる埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部でラウンドする。今年の全米オープンで日本勢過去最高の2位と活躍した松山英樹選手(25)が同伴だ。普段は閑静な名門コースは突然の「ゴルフ外交」の舞台となり慌ただしく準備が進められている。

 倶楽部の会員や関係者によると、コース使用の打診があったのは衆院選の最中だった先月中旬。五輪会場というだけでなく、周辺に高い建築物もなく、敷地も広いため、移動のヘリコプターの着陸地点を確保しやすいなど警備上の理由が大きいとみられている。

 その後は連日、政府や米国の関係者らが訪れ、コースなどの不審物を念入りにチェックしている。臨時のヘリポートも当初は敷地内の駐車場に設ける予定だったが、着陸時に砂利などが飛ぶ心配があり、地面が芝生の練習場に変更されたという。クラブハウス内での両首脳の昼食も政府側が調理し「トランプ氏の好物を出すらしいが細かくは知らない」と関係者。倶楽部は場所を提供するとの立場でメニューなど詳細も知らされていない。

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