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正社員やパート、派遣など雇用形態のみならず、在宅ワークや地域活動を仕事にするなど働き方は多様化しています。現場での取り組みや課題を取り上げ、働き方を考えます。

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上司と部下、置かない職場

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若手社員に囲まれて仕事するアトラエの新居佳英CEO(中央)=東京都港区のアトラエ本社で、鳴海崇撮影
若手社員に囲まれて仕事するアトラエの新居佳英CEO(中央)=東京都港区のアトラエ本社で、鳴海崇撮影

 <くらしナビ ライフスタイル>

 生産性向上が課題となる働き方改革。的確で迅速な意思決定が可能になるシステムとして、上司と部下の関係、階級のない「ホラクラシー」が注目されている。現場を訪ねた。

 ●役職は単なる役割

 「新しくできたステーキ屋にしようか」「朝5時までやっているんだっけ」

 10月18日、人材・人事ITサービス会社「アトラエ」(東京都港区)の本社。パソコンを向かい合わせて作業していた4人が、飲み会の相談で盛り上がっていた。まだ午前10時を過ぎたばかり。背後では別のチームが立ったままミーティング中だ。

 「この辺りはすし屋『不毛の地』だったんだけど、最近はね……」。隣に座っていた男性が、難しくしていた顔をほころばせて話に便乗してきた。ノートパソコンをたたき、卓上カレンダーを見つめる姿を、若手たちが笑う。最高経営責任者(CEO)の新居佳英さん(43)だ。自分の部屋はとりあえずあるが、打ち合わせや集中したい時に使うだけで、社員と同じ机で仕事をすることが多い。

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