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週刊サラダぼうる・きらり

がむしゃら一辺倒の「女性活躍」ではなく、自分らしい働き方を見つけた女性たちの百人百様の輝きを紹介する。

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オープンに命咲かそう 不妊サポート会社を設立 西部沙緒里さん、黒田朋子さん

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西部沙緒里さん(左)と黒田朋子さん=東京都渋谷区で、根岸基弘撮影
西部沙緒里さん(左)と黒田朋子さん=東京都渋谷区で、根岸基弘撮影

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 不妊、産む、産まないに向き合うすべての女性たちへ--そんなメッセージを掲げたサイト「UMU」。10年以上の不妊治療の末、子のない人生を受け入れた女性。子宮破裂により妹に代理出産を頼んだ女性。特別養子縁組で子供を迎えた女性。さまざまな選択が、実名と顔写真とともに語られる。サイトを運営する2人もまた、不妊に悩んだ当事者だ。昨年9月、不妊にまつわるメディア運営やアプリ製作を手がける株式会社「ライフサカス」を創業した。

 「今後の妊娠可能性は10%以下です」。西部沙緒里さん(40)が医師から告げられたのは、2年前の春だった。前年に乳がんと診断され、左胸を手術したばかり。大手広告代理店でバリバリ働き、結婚5年目。抗がん剤や放射線治療は受けておらず、「自分は妊娠できるという根拠のない自信があった。女性性や人格まで否定された気分だった」。

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