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アジア歴訪中のトランプ米大統領は7日に日本を離れて韓国を訪問し、続いて中国に向かう。トランプ氏を待ち受ける両国の思惑を探った。
【ソウル大貫智子】韓国の文在寅(ムンジェイン)政権はトランプ氏の大統領就任後の初訪韓で、米韓同盟の強固さをアピールし、北朝鮮の核・ミサイル問題の平和的解決に向けた一歩と位置付けたい考えだ。ただ、文政権の支持層には強硬姿勢のトランプ氏への反発もあり、青瓦台(大統領府)は対応に苦慮している。
韓国政府は6日、北朝鮮の金融機関代表ら計18人を独自制裁の対象に追加したと発表。文政権下では初の独自制裁で、圧力重視の米側に歩調を合わせる姿勢を示した。南北間の経済交流はこれまでの対北制裁によってほぼ停止しているが、青瓦台関係者は「実質的な効果がなくても象徴性が重要なので、追加制裁を行うよう米側からずっと要請があった」と明らかにした。
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