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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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患者仲間に情報を 「起立性調節障害の会」副理事長・高木修造さん(23)

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高木修造さん
高木修造さん

 朝、具合が悪くて起きることができない「起立性調節障害」。若者に多い病気で、重症だと寝たきりの状態になることもある。当事者間で情報交換したいとの思いから患者会を設立し、東京都内などで交流会や専門医を招いた講演会を開いている。「患者仲間から、紹介した病院の治療で体調が回復したと聞くと、会を作ってよかったとうれしくなる」とほほ笑む。

 中学1年だった10年前の秋、体に帯状疱疹(ほうしん)が出た後に体調を崩した。朝起きると、砂袋を担いでいると思えるほど体が重い。毎月、学校を数日休むようになった。高校2年の春にはスポーツテストの長距離走で突然倒れ、3カ月間ほぼ寝たきりに。神経内科を受診し、起立性調節障害との診断に行き着いた。

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